シニアに忍び寄る痴呆の風
・このところこれといった大ねたもなく、比較的感情の起伏がなだらかな状態が続いております。
ラーメン屋でのバイトは空振りに終わりましたが、もう一カ所町薬局での雑用は毎日午前中あります。
妻は以前のパン屋での実績を評価され、別のパン屋で働くことになりました。
実入りは少ないながら、年金生活に少し余裕が出てきたのです。
しかし、これがいつまで続くかわかりませんがね。
でもいいんです、今が幸せならば……
・大ネタがないということは緊張感も低下するわけです。
やはり人間は一日に最低一回は真剣になりませんと、体にアドレナリンが充満しません。
すると、筋肉も弛緩の方で推移しますから、シニアとしては老化加速状態になるわけです。
やはり筋肉は使わなければ……
そこで気になるのが性格でしょうか。
ブログでご推察されているでしょうか、私はいい加減さを旨として生きておりますから、
緊張感のない生活はどこまでも緊張感がない!
なので、平穏な生活は危険なのです。
・日々の出来事は慣れてきますと頭を使うこともなく、ルーティン化されましてね。
体がロボットのように動いているのです。
頭は単に昨日まで学習したことを引っ張り出してきて、それに従って体に指令を出している。
これは危険です。
そのうちに、脳の司令部がさび付いてきますと、今の動作が全工程のどの辺りなのか把握できなくなる。
これが痴呆の兆候です。
そして、私の頭もさびがたまってきているようです。
考えること自体面倒くさくなり、楽な方に体も傾きます。
つまり、なにもせずぐうたらな毎日ということですがね。
ここで、危機を打開する特効薬はあるのか……
我が家の場合は夫婦げんかです。
これがありますと、我が家という狭い空間に緊張感が充満いたします。
神経は研ぎ澄ませれ、テンションが上がり、そしてキビキビした体が戻ってくるのです。
しかし、疲れます。
できればほどほどの口げんか程度がたまにあればそれで十分なのですが、
ついつい余計な一言を上乗せしてしまいます。
長年一緒に住んでいても結局同じですわ!

