妻への過剰な気配りは危険だ!
・年金暮らしのシニア夫婦ですが、そんな生活も堂に入ってきました。
当然年金だけではひもじい生活が待ってますから、+アルファはバイトで稼ごうとする流れです。
そして、そんな生活もずいぶん年月が流れております。
その間も着実に歳は取り衰えが前面に出てきておりましてねえ。
でも、そこは夫婦で片寄せながら……凌いでいるのですが、
稼ぎの多い少ないは当然ありましてね。
・私はラーメン屋を早々クビになり、薬局の雑務のみ。
店主婆さんは寡黙で、余り楽しい職場ではありませんし、労働時間も少ない!
実入りが少ないのです。
他方、妻の方はやっとパン屋に職を得まして、
ここはけっこう忙しくてフルに活動状態なのですが……
当然収入には差が出てきます。
それに、労働時間が長い分体にも負担が来ますから、最近妻もバテ気味で人間関係もあってか愚痴が多い。
毎晩職場の悪口を聞かされる私の方も疲れてきますよね。
そこで、少しでも家事の負担を軽くしてやろうと、掃除や洗濯それに食事などかなりの比率で私がやっているのですが……
・ここで気をつけなければならないのは、これが常態化してしまうことでしてね。
当たり前になってしまうと、やってもらって当たり前状態になる。
すると、主婦から主夫に移動しちゃうわけです。
そして、この先私にバイトが増えたとしても、「家事の比率はそのまま」なんてことになりかねません。
この辺がけっこう悩みどころなのですがね。
そんなこと言ったって夫婦なんだから当たり前だろって言う声が聞こえるんですが、
ちょっとした気遣いとか思いやりの態度とか……
これが最後ものを言うわけです。
しかし、今のところ感情の問題で、細かいところでお互い火花を散らしているのです。
はっきり言って、つまらん話ですよね。

