若手老人の立場は微妙

・日本は今や堂々たる高齢社会です。

町を歩けば一目瞭然、いろんな人口構成比のデータを見る必要などありません。

そして、その中でも階層がありましてね。

私も今やシニアいや老人?の類いであることに間違いはなさそうなのですが、

こう老人が増え、平均寿命が延びてきますとね……

どこまで行っても先が見えないのです。

何が? 高齢者の先頭集団!

・マラソンと同じ気分でしてね、どこまで走っても先頭集団を捉えることができません。

むしろ分厚い高齢者層の下の部分でもがいている自分がいます。

そして、一例を挙げますと地下鉄に乗車し、けっこう混んでいるとき、

幸い座席が空いていまして座ることができたのですが、後からどんどん爺婆が乗車してきましてね。

私の前に立ってにらみつける視線を感じてしまう。

若者は年寄りに席を譲れと……

・でもねえ、私も年寄りの部類なのですがね。

すると、いや違う!

あんたは若手老人だと……

うーん、これは由々しき事態だ!

これじゃあ、何歳まで生きても頂上が見えません。

早くタケノコが地上に出たいと地中で頑張っているような気分でしてね。

日本は一体どうなってしまうのでしょうかね。

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