夫婦の家族会議はすぐ飲み会となる
・パン屋の営業もいよいよ余すところ……という日数になって参りました。
名残惜しくもあり、今更感慨にふけっても現実は覆りもしないという冷めた感覚もあります。
それは現実であり目を背けても意味がありません。
先を見なければ、生活が成り立たないのです。
しかも、シニアとなった老夫婦が年金受給のみで生活は苦しいのですからね。
・じゃあどうするか……夫婦会議です。
私一人考えても限界があります。
どちらかというと、私は空想派でしてああなればいいなとか夢を追ってしまうたちです。
ですから、空想から現実に戻るとそのギャップのすごさに愕然!
そこにいくと妻は現実派
現実の生活を直視し、月々いくら足りないからそれを補充するには時給いくらの仕事を何時間すればいいかなど、具体的です。
要は私は役に立っておりません。
であれば、妻に一任してもいいのですが、そんなことをしていると早晩私が見捨てられますから、
家族会議と称して議論の場を持つことにしました。
場所は家でもいいのですが、こういう議論は頭を柔らかくしないといいアイデアも浮かびません。
多少なりともリラックスできる場がいいのです。
・であれば、例えば大衆酒場などいいわけでね。
お互い酒は嫌いではない! いや、むしろ……
で、会合を開いたのですが、酔いが回るにつれ意見もどんどん出てきましてね。
ただ一定の閾値を超えますとこれはもはや意見とか案とかいうレベルではなくなり、
欲求解消の憂さ晴らし的な様相を呈してきます。
しかし、見方を変えればそれでもいいのです。
なにもしないと、鬱積が溜まり体を壊しかねません。
勝手な言い分ですが、そう納得した瞬間飲み会は楽しいなと二人で深夜まで飲んじゃいました。
ところで、酎ハイ一杯70円、いくら飲んでも大した額でないのもうれしい!


酎ハイ一杯70円とはどんな酎ハイなのでしょうか?
こんなに安いお酒があるとは・・・・・
戦後の闇市みたいですね。
かなり薄いですよ。
健康的かもしれませんがね。
いくら飲んでも酔いにくいので……
奥様飲めるのが羨ましい。
妻は歳とともに酒には強くなっているような気がします。
私は逆ですがね。