特定の宗教信者でない私ですが
・サラリーマン時代の元上司が亡くなりましてね。
当時はパワハラまがいのいじめを受けていて、部員が一様に泣いておりました。
そして、仕事のできなかった私がもっとも陰湿な言葉のいじめを受けたのですが、
定年後近所に住んでいることも判明。
・お先真っ暗とはこのことです。
でも、冷静に考えれば、すでに会社とは関係ないわけですから、
もはや対等の関係です、と開き直り徐々に文句の一つも言えるようにはなりました。
会社とは関係なくなったのだから、もう顔を合わす必要もないじゃないかと……
それがそうもいかなかったのです。
近所には元同僚たちも数名住んでいて、それぞれにしがらみがあり、その横に元パワハラ上司Wジジイも存在しましてね。
人間どこに行っても、人間関係はつきまといます。
そのWジジイが亡くなっちゃいました。
これで本当の本当に人間関係は終わりです。
彼は半年前から体の不調を訴えていたようですが、奥様も余り体調がよくなかったこともあり、
・歳を取ればこんなものかと軽く考えていたようです。
我慢の限界近くになりますと、やはり俺おかしいんじゃないかと……
それで病院に行き検査を受けたときはすでに手遅れだったらしいです。
我々元部下には一切知らせず、最後まで弱みを見せませんでした。
Wジジイらしいといえばそうなのですが、私から見ればそんなに突っ張ってもしんどいだけのような気もしますがね。
いろんな考え方を持った人々が、いろんな人生を生き人生を全うする。
そういうことじゃないでしょうか……
正解なんてありませんし、他人が自分の人生に責任持ってくれるわけでもない。
人は勝手に生まれ勝手に生き、そして勝手に死んでいく……。

