お年寄りの無理難題

・最近パン屋および併設のカフェにインバウンドの姿を見る機会が増えました。

そして、そのパン屋とカフェを営む私と妻は、いろいろ対応に頭をひねったことを昨日ご報告しましたが……

一応慣れもあってそれなりに営業はできているのですが……

問題はカフェに毎日やってくる爺ちゃん婆ちゃんの存在です。

常連さんは一日の中でひとときの憩いの場として、我がカフェを頭にインプットしておるのです。

しかし、横で訳のわからん言葉を発するでかい人が座っていると、

保守的日本人の爺婆は妙に疎外感を感じてしまうようなのです。

と同時に、縄張りを荒らされているという被害妄想ですね。

これはもう外国人客には想像もできないでしょうか!

・それでいて、お年寄りの不満の矛先は決して外国人には向きません。

カフェのマスターである私に向くのです。

つまり、言いやすい方に不満を言う。

「なんとかしてくれよ」「このままではゆっくりコーヒーも飲めない」

しかしねえ、別に外人客は普通にパンを買い、併設のカフェでコーヒー飲んで買ったパンを食べてくれるだけなのです。

お年寄りには最大限気を遣っているようなのですがね、

言葉が違うからじいちゃんばあちゃんがびびっているだけなのですがね。

そのうちに口達者な婆さんがマスターである私に、ここは日本人だけOKって書いてくれないかってね。

無茶な話ですよね。

あの方々が何かあなたにしましたか?

そう聞いても明確な返答はないのです。

落ち着かないとか、文化が違うとか、理由にならない理由を言う。

そりゃあ無茶だよって笑って聞き流しているのですがね。

そのうちに慣れてくれることを願うだけです。

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