高齢者の精神活動に大事なこと
・人それぞれ、今日もつつがなく暮らせたらなあと思うものです。
私もそうですが、時としていろんな問題が唐突に発生します。
しかし、それを恐れていては何もできませんから、
毎朝第一歩を踏み出すときにちょっとした気持ちの切り替えを無意識にしているようです。
一日は短いようで実は細々としたいろんなことが舞い込んできます。
・一例を言いますと、ご近所シニアの自称元役員の菊田さんによる一件などですよね。
自分で飲み会やりたい、どうですかって適当に時間決めて始めればいいだけなのに、
私に幹事を押しつけすべてやらせようとする。
手を汚さず楽しようとするから私も頭にきてついつい……これで心の波風が立つわけです。
しょうもない話ですが、これも内面ではストレスとか緊張感、葛藤、
いろんなことが動き回っているのです。
・そして、振り返れば心の中が攪拌されまして、また落ち着いた状態に……
これって、面倒ですがある意味健全な精神活動なのではと思うわけです。
なるほど、毎日特段なにもなく穏やかに過ごしていければいいのですが、
そうすると徐々に心のポテンシャルが下がってきてしまいます。
それが続けば、思考が停滞し、ついには考えること自体やめてしまいそうです。
すると、その先にあるのは脳機能の低下……ずっと先に、痴呆?
これは医学的に変な理屈なのかもしれません。
しかし、なんとなく毎日いろんなイライラや喜怒哀楽があって緊張感も伴っていた方が体の健康にもいいような気がしましてね。
・もちろん自らそれを望んでいるわけではありません。
毎日うまく過ごせたらいいなと思うのですが、人間って贅沢な生き物なのですかね。
少なくとも文明の中で暮らしているため、幾ばくかのお金さえあれば食料を必死になって探し回る必要はありません。
その分他のことに頭を使えるわけです。
あるいは、使わなくてもいい!
この頭を使わなくてもいいというところが、現代人にとって毒なのではないだろうか……
いろんな妄想が通り過ぎて行きます。