シニア夫婦の力関係
・昨日のブログでは、妻の愚痴が増すとともに行動の表裏の大きさも増していることを報告しました。
これも女性特有のことなのでしょうか……
これに反しまして、私のような男性シニアの場合は老いとともに口数も少なくなり、
徐々にしぼんでいくがごとくなのです。
これはもうどう仕様もありません。
あるいは、妻の勢いに飲み込まれているようでもあるのですが、
結果的に妻の配下に組み込まれていましてね。
別に普段普通に暮らしているうえではあまり困ったこともないのですが、
これが一度意見が食い違うと大変なのです。
・私も一人の人間ですから、一応自分の意見や思うところもあるわけです。
主義主張まではいかないにしても……
当然妻と考え方が異なる部分があり、そしてそこをそういうものなのだとお互いわかり合っての夫婦なのですがね。
ところが、年齢もいくに従い、妻の論客ぶりに磨きがかかりましてね、
私のいうことを認めようとせず潰しにかかってくるのです。
そんなとき、真っ向勝負ではもはや勝てないのですよ。
若い頃は、私も生活費の稼ぎ頭でしたから、なんとなく私優位の家庭でしたが、
定年退職とともにそれも崩壊し、妻という論客の登場に我が家での力関係は逆転。
そして、妻がパン屋のパン製造という最上流を差配するに従い、
その力関係が確定したのであります。
平たくいえば、一言で言ってしまえば……しりに惹かれているということです。