シニアになってもすり込まれた記憶は消えない
・くどいようですが、フードコートでの出来事の続きです。
つまり、たまに気分転換に行く隣町のモール、そこのフードコートで元パワハラ上司Wジジイに遭遇。
しかも、そこには社の元役員連中が5名ほどいましてね。
なにやら隠居後の雑談会のようなことをしてますねん。
そして、盛んに君も次からどうですかと、口調は柔らかのですが響きは強制の振幅
・Wジジイはこの中では超下っ端、なので更に下の私に参加してほしそうでね。
そうはいかない!
全力で逃げなければ!
私は金も時間も有り余っている連中とは住んでる世界が違うんだし、
しかし、いくつになっても貧乏から抜け出せない自分に嫌気はさすんだけれど、
ここに来ればなおさら骨身にしみて自分が貧乏であることがわかってしまう。
いやだ!
そして、実は今パン屋を経営をしてましてね、そちらの方が忙しくてなかなか時間が取れませんと!
すると、ほう経営ですか……それはそれは手広くやられているんだねと、
いや、手広くはないんだけどと言おうとすると、一度パン屋経営を聞いてみようかなんて言い出す始末。
もう逃げるしかない!
あ、もう時間がありませんと、食べかけのカツ丼飲み込んで逃げてきました。
あー、いやだ!