シニアの実情は家計をどちらが握るか
・若干しつこいですが、スーパーで見かけた哀れなご近所シニアの件です。
妻に金がないということで罵倒されながら、食べたいものを元の場所に返品してしまう現実ですね。
これが彼の真の日常なのです。
現実逃避的に仲間内での宴会を楽しみにしているのでしょう。
その気持ちを考えると、見てはいけないものを見てしまったようで苦しい心の内です。
まあ、でも見てしまったものは仕方ありません。
・別にそれをばらす気持ちもありませんし、そっとしておきます。
ところで、垣間見る圧倒的な妻の優位性はどこから来ているのかということですよね。
おそらく爺さんは家にはお金がないと思っていて、でも確認すらしていないのではと思われます。
会社役員だったらもう少し持っていてもいいんじゃないかと……
もっとも彼はどこの会社の役員だったかは一切口を割りませんがね。
本当かどうかすらわかりませんが……
しかし、奥さんは財布のひもを握っているため、自分のペースで一ヶ月あるいはそれ以上の長いスパーンで会計を考えることができます。
しかし、爺さんはほぼその日暮らしでね。
もらったお金で一ヶ月やりくりするだけです。
・財布のひもはやはり大事なのです。
ひるがえって我が家はどうなのか……
うーん、私の懐具合は妻にほぼ把握されています。
しかし、妻の懐はあまりよくわかりませんし、我が家に存在する金目のものも私はあやふやなところもあります。
冷静に考えてみると、金がないと大騒ぎしているのは私の方で妻は割と冷静!
これはひょっとすると案外隠れ資産があるやもしれません。
・が、それは知らない方がいいのかも……
我が家の実態を知ってしまい、その結果お金がないことが再認識できてしまった暁には、
その重圧が一気に私の体を押しつぶしかねません。
そう考えますと、我が家にはまだ金があるかもと密かに高をくくり、
妻という壁に隠れて生活しているのが楽なのかもしれません。
まあ、これも大衆爺さんの不届きな考えなのでしょうね。