シニアの思えば遠くに来たもんだ
・元同僚S山さんの同棲相手がトンズラした件ですが、そのような話はよくある話です。
私がこの件で感じたのは、人間歳を取り体力が衰えてきますと、
気力だけではカバーできないなあということです。
つまり、精神論はあくまで体力があってのことですよね。
体が歳とって衰弱した状態で、いくら気力だけでまかなおうとしても体は動きません。
そりゃあ、1回2回はできたとしても20歳以上若い相手に毎晩となると持つわけがない。
それは一事が万事でいろんなことに当てはまります。
・そういうことを考えますとね、遠くまで来ちゃったのですよ。
生まれた直後からコツコツ坂道を上りだし、シニアという歳まで山道を歩いてきましたが、
道は徐々に狭くなり急になる。
振り返ると来た道は遙か遠くから続いている。
そうなんです、ここまでやって来たのです。
この先はいつ終わるかもしれません。
ただ一つ言えることは、「今、この瞬間は生きている」ということですね。
でも、一時間先は頭の血管が切れ終わっているかもしれないのです。
今に感謝するしかありません。