シニアにも出会いがあり別れもある
・元同僚のS山さんと久しぶりに酒を飲みましてね。
なぜ久しぶりなのかというと、S山さんが同棲中だったからです。
私の側から見ると好き勝手やってるわけです。
つまり、家族は奥さんの浮気があったにせよ、引きこもり息子の自立の後これまた同棲生活があったにせよ、一応は発展的解消し財産を均等割し別れました。
その後、身軽となったS山さんは当時私がバイトをしていた焼き鳥屋に入り浸り、
店のスタッフのおばさんとできていたようです。
そのスタッフは、年齢不詳でしたが、婆さんまでは老け込んではいなくて、
・見方によっては色気を感じる豊満な方でした。
S山さんはその辺にコロッといってしまったのか、どうか知りませんが……
ただその後、彼はしばらく旅に出るといって消息を絶ちましたがね。
私も焼き鳥屋やめましたから、そのおばさんスタッフのことはもう忘れていました。
ところが、S山さんが旅先から戻ってきてしばらくして家に訪ねていくと、その方と同棲中!
このとき受けたショックは今でも思い出すと動揺します。
でもまあ、他人のことはどうでも良いのです。
住んでいる世界が違うのですから……
で、しばらく彼とは音信不通だったのですがね。
久しぶりに酒飲みながら話を聞いてみると、彼女は出ていったそうです。
S山さんはしきりに彼女はまだ若いし体力があると繰り返しておりますがね。
どうやら自分の体力では彼女を満足させられなくなったようでね。
毎晩はきついと……
???
あれのこと?……
決まってるだろう
・そういった極めて低次元の話が続きましてね。
でも私もこの手の話は嫌いではないのですがね、やはり人間の本質的な部分ですから。
毎晩やらないと寝かせてくれないことのつらさというか地獄の日々だよってね。
そして、ついに枯れてしまったそうです。
彼女のそのままの姿を見ても萎んだままで……
そんな日が続いて、ついに彼女は見限って出ていったとのことでね。
なんとなく脂ぎったものが無くなって、精根尽きてしまったような……
例えるなら古漬けのたくわんのような感じの肌してました。
古漬けのたくわんような感じ、、、上手い表現だね、ご同輩!
コメントありがとうございます。
古漬けのたくわんはじつは好物です。
ふと頭をよぎりました。
しかし、貴兄は多彩な交友関係ですね。
じいさん(失礼)は交友範囲が狭いと思われますが、
貴兄はその点豊富です。
しょんぼりした老後じゃないですね。
後は奥さんより先に逝くことですね。
いつもコメントありがとうございます。
ご指摘の点ですが、妻はなかなかしぶとい性格ですが体力的にはどうでしょうか……
いずれにせよ終わってみなければ分りませんが、最後にポツンと一人は避けたいものです。