それでもジジイは生きるのだ
・昨日のブログでは、特に高齢爺さんに対し一匹狼だの絶滅危惧種だのと、
失礼極まりないことを言ってしまいました。
深く反省しているのですが、私ももうすぐ高齢ジジイとなるのは分りきっているのです。
なので、いわば自分の行く末に対する展望のなさに呆然とした結果、
そのようなことを話してしまいましてね。
つまり、絶滅危惧種は自分自身なのです。
でもまあ、それはそれで……とすぐ忘れようとする自分もいます。
・久しぶりに隣町のモールに行き、フードコートでかつ丼を食べることにしました。
私じつは大のかつ丼好きなのです。
豚カツはちょっとあっさりしすぎているため、そこにはどうしても卵とじが同居していて欲しいわけでね。
すると、必然的にこってりしたかつ丼ということになってしまいます。
人気の少なくなったフードコートに一人佇みまして、かつ丼に集中していたのですが、
ふと気配を感じましてね。
目線をかつ丼から少し上げますと、ポツポツと爺さんが一人また一人……
暇そうに座っている。
そして、私の方を時折気付かれないようにチラ見する。
・私が気付いたのは、その気配だったようです。
やはり……一匹狼だ、爺さんは!
でも、そのやるせない孤独感、これです。
爺さん特有の心の中に存在する感情、虚しく寂しく老いぼれていく……
理解します、私もジジイですから。
ああ良いなあ、その点婆さんはみんなで楽しく話しをしている。
群れているのですよ。
でも、爺さんにはできません。
でも、できないのであれば、開き直るしかないのです。トホホ
じいさんは寂しいね。
その点ばあさんはよほど偏屈ばあさんは別として
だれとでも話が出来るから寂しくないですよ。
隣保班(古っ)でも老人会でも町内会でも
お世話役やれば人は寄ってきますよ。
それらが面倒でいやだったら諦めて孤独を愛してください。
図書館で新聞雑誌を読むのも退屈しのぎになりますよ。
只私の経験上申しますが、転倒だけはしないよう気を付けましょう。
寝たきり老人まっしぐらですから、
そして歩くことです。
同じ時間帯を歩くと同好の士も出来ます。
ラジオ体操に参加も良いですね。
いつもコメントいただきありがとうございます。
婆さんの立場からのご意見は貴重ですね。
爺さん側にいますと、そもそも基本的なことにも気付きません。
実際この社会いろんな方が生活していて、日々生きているということを忘れてはいけないのだと思います。