年相応はシニアの避難場所
・元同僚たちとの飲み会を終え帰途につきました。
大衆酒場で安い酒を飲んだせいもあり、若干の悪酔い感があります。
でも、高級な酒を飲んでいても懐を気にしなくてはなりませんから、
いずれにせよアルコールを飲むという行為は心に何らかの影響を及ぼすものなのでしょうね。
ところで、同じ年代の方と接触していますとね、
その年代の大体の世間相場のようなものが分るわけです。
たとえば、生活費は月いくらぐらいだとか、医療費は、体調は、着ている服の値段とか、
そこから大きく外れていなければ一般大衆シニアのお仲間として心の中に安心感を得ることができます。
・しかし、中にはそこから逸脱した者もいるのです。
昨日触れましたS山さんなどはですねえ、どう考えても平均からずれている。
その同棲中という事実はもちろん、その行為ですね。
この歳で絶倫で、いやその前に家族とは発展的解消をしている。
私は到底そのような生き方はできませんから、少し距離を置いて見てしまう。
そこには羨望もあるのです。
しかし、言い換えれば年相応でよかったと思う面もある。
平々凡々にやって来て歳を取れば今の状態だと……
そんな人生何が面白いんだという面もありますが、
でもこれ以上のことは結局出来なかったんだということなのです。
平均的な日本人が普通に生き歳を取った姿だと言えなくもない。
つまり、統計学的にみて中心部分に属する一般シニア、
それが私なんだと!
なんとなく寂しいけれど安心感もある。
まあ、だからどうなんだという話しです。