若い肉体に嫉妬するジジイの私
・若いころはこれが当たり前だと思い生活していました。
つまり、深酒しても翌日はかなり平然と出社、
あるいは徹夜で麻雀なんて当たり前。
学生時代なんて、雀荘で3泊4日したこともありました。
なので、爺さんが体力的にどれだけしんどいのか分りませんし、
想像すらできなかったのです。
・腰が曲がり、そろそろ歩いているお年寄りを見ても不思議でねえ。
もう少しシャキッとできないものかなんて、不遜な考えを持ったりもしました。
つまり、自分に経験がないと他人の立場になって考えることすらできない、
そのような創造力の欠如した人間だったのです。
でもねえ、時間は止まってはくれません。
徐々に歳を取っていく。
すると、できないことも増えてくるわけです。
徹夜なんて平気でやっていたのに、最近なんとなくしんどいなあと……
深夜日をまたぎ飲んでいたのが、耐えられなくなってくる。
あれ、おかしいぞっと思うようになり、さらにその次にはそれでさえ懐かしくなってくる。
今ではもう酒自体余り飲めなくなり、寝る時間の早いこと!
つまりジジイとなってしまったのです。
やっとみんな平等に爺婆になってしまうことに気付くんです。
・人生の下り坂、その勾配は年々急になりましてね。
こうなってくると、町を歩く若者が私を平気で追い抜いていく後ろ姿を見ながら、
その肉体に嫉妬してしまうのです……。
そして、あのころもっといろんなことをしておけばよかったと思うのです。
もう遅いけどね。
人生は後戻りはできませんし、だからこそタイムマシンなんてバカな発想に憧れるのでしょうか?
人生ちゃんと生きていれば、振り返る必要もないのかもしれません。
振り返っているのは人生をサボっていたからなのかもしれませんねえ。
ヨレヨレさんこんにちは
いつも楽しく読ませていただいています。
私の体ももまったくその通りで腰を悪くし(脊柱管狭窄症)ついに今年は好きなゴルフを止めないとだめかもと思っています。
「あのころもっといろんなことをしておけばよかったと思うのです」それにも同感ですが今から5年後、10年後に2025年を振り返ってまた「あのころもっといろんなことをしておけばよかった」と思うんじゃないでしょうか?
5年後、10年後の自分からすると今はタイムマシンに乗ってやってきた今なんじゃないでしょうか。
できる範囲で楽しみましょう。
コメントありがとうございます。
そうしますと、結論は今を大事に精一杯生きるということでしょうかね。
それができないから後で悔やむ。
つまり、自分という人間の限界なのでしょうかね。