人生の終着点はどうあるべきか……
・サラリーマン生活を数十年続け、なんとか定年退職。
その後年金生活に入りましたが、それでは到底飯を食えません。
やむにやまれずバイトをはじめ、幾つも渡り歩き、最終的にパン屋に……
たまたまパン屋の店主夫妻が高齢で引退を考えていたため、私と妻が後を引き継ぐという形になっています。
今年からですがね。
そして、3週間ばかり過ぎました。
脱線しそうになりながらもなんとか今のところ続いています。
まったく同じようにとはいきませんから、品数を減らしながら体力的にも精神的にも慣れてくるまで辛抱です。
パン屋に併設しているカフェも私がマスターとして、続けておりますが、
これに関しては内容的に今までと変化ありませんからそれなりには営業しています。
・そして、今少しずつ慣れてきたからなのでしょうか。
いろいろ思うところが出てきました。
我々は前店主夫妻から店を任されましたが、その原因は彼らが高齢というところにありました。
しかし、私たちももはやシニアの域であります。
近い将来似たような環境になることは明らかですから、それを見据えて今何をしておくべきかということですね。
それは将来どういう風にありたいかということでもあります。
それがないと、今何をしなければならないかということも分らないのです。
こんなことを考えるようになってきたのは、多少なりとも心に余裕が出てきたかもしれません。
人生の終着点を考えていても、多くはある日突然途中で終わってしまう場合が多いのではないかと思いますが、
何もないよりは中身のある日々を送れるような気もしましてね。
いろいろ悩みの多い昨今です。