パン屋の店長に向けて
・とにかく利益さえ出せていれば、今のバイト代よりは生活の足しになりそうです。
ですから、夫婦共々本気度が違います。
現金なものですが、それが人間というものでしょう。
でも、店主夫婦が労働しなくなるわけですから、その穴埋めが大変です。
今まで高齢で仕事が滞っていたとしても、いるのといないのでは雲泥の差!
で、まだ時間は少しあります。
・できれば来年からということになりましたから、
それまでなんとか方向性を出しておかないといけません。
毎晩妻とああだこうだと頭をひねりだしたのですが、
店主夫妻からはなんとか利益は出して店を閉じることだけは避けてくれと!
そのために、やり方をどう変えようが好きにして良いということですので、
差し当り体に負担がかかりいきなりダウンということだけは避けつつ、
無理のない船出を飾りたいと……
思えば、長年続けてきたサラリーマン生活を終え、穏やかな年金生活を夢みていたのですが、
年金が如何にも少なく月々地を這うような生活で、
バイトをはじめたわけですがね。
なかなかうまく行かずバイト先も幾つも変わり、最後にこのパン屋にやって来ました。
妻と店主の奥さんが大学の先輩後輩の関係で拾ってもらったのですが、
今こういう状況になり人生ってよく分りません。
もうシニア真っ只中であまり無理の利かない体となりましたが、
その分老獪にしぶとくやり遂げようと思ってます。
でないと、これがなくなればその先は大変ですから