問題解決も元通りとはいかない辛さ
・妻が友人に貸したお金がやっと戻って来ましたが、その間いろんな紆余曲折がありました。
結果オーライでまた元通りというふうにはもはやいきません。
一度学習してしまった経験は記憶から無くなることはありませんから。
女史Dは悪い人ではなかったということは、今回の件で再認識されました。
でもねえ、お金が戻ってくるまではいろんな事を考えるものです。
妻も現在の苦しい年金生活に耐えている状況で、しかも将来的に改善することはなく、
むしろ困窮は増していくばかりです。
そういった不安とも戦いながら生活をしてきたわけです。
・そして、貸した金が手元に戻ってもこの先の不安は同程度でしょう。
多少生きながらえる年数が増しただけのことなのです。
でもねえ、その多少「生きながらえる年数が増す」ということは重要です。
心に余裕を与えてくれます。
そして、その余裕は切羽詰まって判断を間違えそうになる危険性を多少なりとも抑えてくれる。
具体的にはバイト先のパン屋の件ですが、
今仮に余裕がなければ、後先構わずにパン屋の経営を引き継ぐ問題も了承し、
生活の安定を目指してしまうかも知れません。
しかし、ここで少しばかりの蓄えがあれば、もう少し時間をかけて間違いはないか情報収集や経営内容に探りを入れることもできます。
それに、店主の妻に対するハラスメントとまがいの行為に対しても冷静に対応できるのです。
そういう意味で、貸した金が戻って来たのはよかったと感じています。