貸した金が戻って来た

・妻がバイトから帰り、マンションの郵便受けを覗くと封書が……

けっこうぶ厚いのが複数あり。

何だろうと思い持ち帰る。

名前も何も描いていないので、ピンときましてね。

私に、「これって、女史Dに貸したお金かも」というのです。

中身を確認すると、札束が入っておりました。

以前返してもらった分と合わせると、これで全部戻ってきたことになります。

そして、女史Dから感謝の言葉も……

・思わず抱き合って喜びました。

そして、どっと脱力感が出てきましてね、まさに肩の荷が下りた気分です。

あー、よかった!

もう半分以上諦めていたのですが、しみじみと女史Dを思いました。

あのまじめだった女史Dがホスト通いを始めてからおかしくなりましてね。

結局ホストに貢ぎ、スッカラカンで借金まですることになってしまい、

妻が私に黙って貸していたことが判明。

一時我々の夫婦にも亀裂が入りかけましたが、

女史Dはその後そのホストとトンズラしホストの娘と3人生活していたようです。

娘はまだ幼く、お婆ちゃんと呼ばれているようですが、それがうれしかったのでしょうねえ。

幸せに暮らしているようですが、貸した金は半分近くは返してもらいましたが、

残りは半ば諦めていました。

今さら関係の修復は無理ですが、女史Dには幸せに暮らしてもらいたいと妻は語っていました。

大学以来の親友だったのに、裏切られたと一時かなり精神状態が不安定になっていましたが、

これで一息ついた模様です。

しかし、これだけのお金をどう稼いだのか……それは、考えないようしようと!

それはもう先方の問題ですから。

貸した金が戻って来た” に対して2件のコメントがあります。

  1. さんごママ より:

    良かったですね。
    やはり奥様の交友関係は上でしたね。
    これからは絶対にお金の貸し借りは無しにしましょう。
    老後お金が無かったら惨めです。
    若い方も老後を見据えて蓄えましょうね。

    1. yoreyore より:

      コメントありがとうございます。
      金の切れ目は縁の切れ目とはよく言ったものです。
      はじめから貸さなければ、人間関係にストレスがかかることもありませんでした。

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