どこにも寂しいシニアがいる件

・類は友を呼ぶ……的な気持ちは誰にでもあるのでしょうか。

少し時間ができましたので、ときどき行く隣町のモールへ!

散歩がてらに行くのには適した場所です。休むにはちょうど良いフードコートもありますしねえ。

勝手知った場所ですから、安心感もあります。

そして、いつものようにラーメンを注文し、大体いつも座っている場所へ!

これも、なぜか端の席に座ってしまうのですが、

・人間の習性ですかねえ、辺りを見渡せる隅っこというのが安心感がある。

ど真ん中は落ち着きませんし、ということはスターなどのように目立つのに慣れていないのでしょうねえ。

ということで、如何にも大衆シニアの好むような席に座りラーメンを食べ始めました。

すると、このエリアは類似の人々の立ち寄る場所でもあるのです。

気配に気付き目線を上げると、シニア爺さんがニコニコしながら隣の席で私を見ている。

テーブルには同じくラーメン。

イヤーな予感あり!

でも、安心感もある。

いつの間にか垣根はなくなり、自然と会話がはじまりましてね。

もう10年も前から知り合いのようなうち解け感……何なの、これ?

それから約1時間、ラーメン一杯でこれだけフードコートに座っていたのはじめてでした。

シニアは比較的この近くにお住まいのようで、嫁の手前一日家にいるわけにもいかず、

ここに来て時間を潰しているのだとか。

一口にシニアといってもいろんな人がいて、いろんな状況の下生きているのだと思いました。

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