シニアに対する接客、特に爺さん
・私は年金だけでは生活ができないのでバイトをしています。
具体的には、妻と二人パン屋でバイト
妻はパン作りの方で、私は併設しているカフェのマスターですが、
カフェの方はまあまあの繁盛ですかね。
その来客の半分位はいわゆるシニア層でしてね。
世の中の人口構成を反映した状況です。
で、当然毎日或いは頻繁にいらっしゃる方々もいるわけです。
店の売り上げを考えると、月々計算できる人々であり決して軽く扱うわけにはいきません。
・でもねえ、常連のシニアは結構面倒くさいのです。
爺さんの場合、孤独な方が多いようでしてね、ふらっと一人でやって来てはしばらく居座るわけです。
たぶんその先予定はないのでしょうか……
でも、客単価はさほど高くはないのですが、確実に売り上げには繫がりますしねえ。
長居しても邪険には扱えません。
そして、ここが肝心なのですが、馴染みであり大切に接していることを印象づけなくてはなりません。
たとえば、注文は「いつものですね」とニコニコしながら話すとか、
つまり分ってますよという親近感を醸し出すのです。
そうすると、明日も来ようということになる。
逆に、長時間居座られてもイライラ感を出したらおしまいです。
もう二度と来ないかも知れません。
シニア爺さんがヘソ曲げると二度と元のようにまっすぐにはなりませんからね。
シニアの比率が高くなると回転率が下がり売り上げは頭打ちになるのですが、
私もシニアですからそこは飲み込んで、良い方策を探さなければなりますまい。