適度な充実感はシニアの敵

・このところ毎日何をしようか迷うこともなく日々を送っています。

といいますのも、けっこうパン屋のバイトが忙しくなりましてね。

仕事の主体を老店主夫妻から私たちに移動中ですし、

それなりに緊張感があるわけです。

それに伴い、新規バイトを雇い店の効率化などやっておくべきことが多々あります。

・これが私たち夫婦の仕事に被さってきているわけです。

つまり、バイトで雇われている我々がバイトの手配などに追われるという変な状況です。

まあ、元はといえば食っていくのにカツカツの私たちを、うちで働かないかと救ってくれたわけですから、

できるだけのことはやろうと思っています。

我々は年金生活という基本に変わりはありませんから、足りない部分の補足ができれば良いのです。

これから稼いで大金持ちになろうなんて考えても、残りの人生が知れていますし、

財産を残す人もおりません。

でもねえ、意に反して徐々に仕事の質も量も増えてきているようでしてね。

それに伴い責任も大きくなってきているのです。

その辺は注意深く観察しながら、体力や健康と相談しながら、

でも充実感はあるのです。

・今日もこれだけやったんだというねえ。

しかし、これは危険です。

過度な充実感は、若いうちは良いんだけれどシニアにもなると体が破綻してしまいます。

そういう意味で妻が心配なのです。

毎日仕込みがありけっこう早い時間に出ていきますからねえ。

なかなか程々の生活を送るというのは難しいようです。

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