モールはシニアの姥捨て山

・時々訪れる隣町のモールです。

以前はここのフードコートで、妻が金を貸した女史Dとホストに遭遇してしまいました。

そんなこともあったなと思いながら、久しぶりに訪れました。

少し買い物もあったのですがね。

昼時をかなりすぎていたのですが食事はまだでした。

フードコートでラーメンを食べよう!

・本日は味噌ラーメンに決定だ。

ルンルン気分で片隅の席につきましてね。

それはそれは腹が減っていましたから脇目も振らずにラーメンに集中。

でも、少し離れた場所に年配の男性たちがたむろしている。

4,5名……いや、別の場所にも4,5名、更に別の場所にも!

共通点はシニア男性であり、目的意識のなさそうな動作

平たくいえば、暇そうな爺さんたち

・なんとなくラーメンを食べる私を観察しているようで、多少不気味

そのうちにほぼ食べ終わり、空腹から解放されました。

若干周囲を観察する余裕が出てきましてね。

すると、いるわいるわ!

私と同類のような人々

そして、私の方に暖かいまなざしを送ってくる……

これ、確信です。

分りましたよ!

あなたたちは居場所がなくて、放浪の果てにここにたどり着いた。

そして、身を寄せ合って毎日時間が過ぎていくのを待っている。

そうでしょう?

私は涙が出そうになりました。

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