シニアにとっての成人病
・この歳ですから、長年の疲れが体に蓄積し、まともでないことは誰しも分っているのです。
しかし、そこはなんとなく毎日生活できればまた明日が来るわけで……
そんなことの繰り返しの上に日々の生活が成り立っています。
そして、シニアの生活が一日一日刻まれていくわけです。
成人病の類い、たとえば高血圧、動脈硬化、糖尿病、痛風などいろいろありますが、
幾つかとはお仲間になっております。
今のところやっかいそうな糖尿病にはまだ至っていないようです。
・ところが、会社の元同僚のQ前さんが糖尿病が少し進行しているとかでね。
そういえば、時々飲み会などで見かけるときにはやたら水を飲んでいたので、
あれおかしいなと思っていたのですがね。
Q前さんと言えば、元パワハラ上司のWジジイの手先として現役時代差ながら今でも活躍しているわけですが、
折に触れ余計なご注進などもあり、できるだけ接触はしないようにしているのです。
ところが、先日このまま行けば足を切断しないといけないかも知れないと聞きまして。
これはでも一度見舞っておいた方がいいなあと!
彼の家に行ってきました。
近くまで行ったとき、ちょうど向こうからやって来たのですが……
なんと! 車椅子の状態で現れましてね。
どうやら足の血管が詰まりかけているのだとかでね。
私にはその辺の理屈がよく分りませんが、糖尿病とは恐ろしいものですねえ。
もう一緒に酒は飲めないかも知れませんと寂しそうに言い残し去って行きましたが、
それにしてもシニアともなると個人差も大きくなるものです。
Wジジイはずっと年上なのに、そして毎日飲んだくれているのに、
未だに健康そのものですからね。