妄想先行の老後破産の恐怖
・昨日の続きですが、シニアになり体力が衰えてきたのでしょうね。
やたら心配事が増えてきます。
若い頃なら金がなくなれば働けばいいじゃん!
でも今は、金がなくなれば体は動かないし解決手段がない。
それに年収1200万円で退職金2000万円の人が退職後あっという間に破産なんて記事をよく見かけるのです。
それだけあれば大丈夫でしょう。
それでダメなら私なんて瞬殺されてしまいますからね。
いよいよ不安は募るのです。
・であればどうすべきか……
どうしても守り一辺倒の生活になってしまうわけでね
スーパーに買い物に行き、明日のパンどうしようか?
どうしても期限ギリギリで安いのを買ってしまう、味なんて二の次で、
とにかくカロリーと栄養の面で過不足ない状態に自分の体を維持すること!
これが第一の優先事項なのです。
そうしますとね、実に味気ないのです。
楽しみがなくなってしまいます。
「生命維持のためだけに食物を取っている」という感覚って、砂を噛むような感じでね。
・でも、それはまだ良い方なのです。
本当にお金がない月もある!
そうすると伝家の宝刀、チャルメラだ!
ここで私はつくづく幸せを感じるわけです。
ああ、好物がチャルメラでよかった。
しかし、インスタントラーメンも1週間が限度です。
最初はラーメンの具にもやしやちょこっとお肉、キャベツ、ちくわ……
それが徐々に減っていき、最後は麺を食った後のスープにごはん加える。
要は腹を膨らませるための非常時手段ですがね。
ただ、これ案外美味い!
・そんな時ふと思うのです。
老後破産という死に神が近所まで来てるなと!
そうなんです、チャルメラのスープにごはん加えて食べる頃!
そこはかとなく死に神様の醸し出す気配が漂ってくる。
だって、ラーメンライスの次の段階なんてもうないよねってことに気付くわけ。
私のやるべき仕事は一つ、この先の生存可能な食材を急いで確保することなんですがね。
でも、こんな生活していても不思議とまだ体重が減っていないので、
これってまだ大丈夫なのか……