老後破産という恐ろしい言葉

・最後はどのような状況で人生を終わりたいのか?

すべてはそこに帰結します。

誰しも無一文になり、帰る家もなく、橋の下で一夜を明かす……

そんな寂しい人生の最後を迎えたくはありません。

そのためには、お金が必要です。

そして、そのお金もある程度手持ちがあり、決まった日には新たな収入があることが肝要でしょう。

つまり、生きて行く上での保証のようなものです。

それが約束されていれば未来が見通せますから、心の平穏が保たれるわけです。

お金はあればそれに越したことはありませんが、

他に特段の定期収入がなければ手持ちを使ってしまえば終わりです。

・そういう状態はよくはありません。

なくなればその先はお先真っ暗で、橋の下での生活が待っているわけです。

すべてはそこです。

人生どこでどのような形で終わるのか……誰も知りません。

ですから、誰しも不安なのです。

寿命が分っていれば、人生いつ終わるのか明白ですから、

その後のことは考えなくていいのです。

しかし、現状いつ死ぬか分りません。

もし無一文になってしまって、でもまだ生きてるよってなったとき、

年老いていますしねえ、もう働くこともできないのです。

・橋の下に直行することになります。

そのわびしさと不安を考えるのです。

まだ横に妻でもいれば、二人で夜空を見ながら体を寄せ合うこともできるかも知れません。

しかし、そのとき一人になっていれば……どうすればいいんだ?

老後破産じゃないけれど、そんなこと考えながら生きていくって……

生きている意味あるのか?

いやだ!

今のうちに早く死んでしまいたい!

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