妻がご機嫌斜めな日の対応

・シニア生活もなんとなく佳境に入り、高齢者集団にどっぷり浸かっています。

しがない年金受給者ではありますが、これも若い世代に支えてもらっているかと思えば心苦しい面はあります。

一方で、今までさんざん働いてきたご褒美という側面もあるわけです。

いろんな感情を持ちながらも、年金を毎月の生活費に活用させていただいているという、

そういう気持ちは持っていたいのですがね。

しかし……少ない!

これじゃあ生活がままならない。

必然的にインスタントラーメンだけの日も発生してしまいます。

いまのところ、チャルメラは私の好物であり続けておりますから、それはそれでいいのですが、

不足分はバイトで補うしかありません。

・夫婦揃ってパン屋でバイトに励む日が続いています。

そこでです。

夫婦が同じ職場の良し悪しもありましてね。

私はパン屋の片隅でカフェで、これはパン屋のパンとコーヒー提供の簡単な形体です。

しかし、妻は店主のパン作りのサポートをはじめましてね。

このところ店主の体調が不安定なものですから、

上流のパンの供給がうまくいかないとこの店は干上がってしまいます。

しかし、多分に店主はかんしゃく持ちでもあります。

別の表現をすれば職人気質とでも言いましょうか……

・何事につけ自分流儀がありましてね、その通りやらなければ気が済まない。

そこへ急に妻が横でチョロチョロ

目障りなのでしょう、つい口調が厳しくなってしまうようでしてね。

それを、家に帰ってから私に文句言うわけですよ。

まだはじめて日が浅いのに、もうちょっとあの口なんとかならないかとか……

私に言ってもしょうがないのですがね。

私は妻の立場に立つしかありませんが、面と向かって店主に何かを言うことは出来ません。

ひたすら妻を慰める日が続いておりましてね、

いろいろありますよね。

人間生きて行くのはどこでも同じだ!

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