どこに行っても老人だらけ
・バイト先のパン屋店主が病に倒れ、突然の前倒しのお盆休みになりました。
突然のことでしたが、奥さんが今日から休み宣言!
でもねえ、私どもはどうして良いか分りません。
じっと家に籠もり一日過ごすのも冷房代がかさむし耐えられません。
そもそも家にいてもテレビを見るぐらいしかすることがないのです。
こういう状況になってみると、夫婦共々中身のない生活を送っていたものだと感じざるおえません。
それに、何かをするにしても若いころに比べてやはり体力は落ちていますから、
この暑さの中何をするにしても考えただけで億劫になります。
・そこにいくと、やはり妻の方が明らかに粘りがあります。
男女の違いでしょうか……
地道に作業を継続することができます。
私にはもう無理です。
しかし、家の中に居ても座っているだけでは気がおかしくなってしまいそう。
そうだ、近くのスーパーの2階にオープンカフェがあった!
あそこに行って時間を潰そう。
いそいそ出かけました。
しかし、そこには異様な光景が広がっていましてね。
フロアの席がすべてジジババで占められていたのです。
みんな死んだように身動きせず、冷風を体で受け止めている。
いや、死んでるのか?
う、うごいた!
てな感じでしてね。
ここに割り込んで、私も仲間になろうかなんてどうしたものか……