苦悩するシニアの人間関係
・以前にも少し触れましたが、シニアの人間関係の問題です。
歳を取りますと、新しい友人もできにくくなるものです。
シニアともなりますと、それぞれ長く生きてきましたから、
誰でも自分自身の主張や考えを持っています。
今さら自分を曲げて素直になれない部分があるのです。
しかし、それは他人から見ると意固地なように見えてしまう。
そういう人は時として頑固ジジイと呼ばれるものです。
・すると、そんなジジイ同士で心を開いて友情を得るのはかなり難しい!
表面上は少し話はできるというあたりで止めてしまいがちです。
今さら主張をぶつけ合っても先の人生さほど長くもないため適当に……ね。
すると、心を許せるのは古くからの友人ということになってしまいます。
しかし、古くからの友人は頭数が決まっていて、増えることはない。
年々減っていくわけです。
なので、友人かどうか微妙な人でも、一応友人的範疇に入れてしまいがちです。
でも、真の友人ではないため心を許しているわけではないのです。
例えば、元上司や元同僚たちです。
この人たちは取り扱いが面倒なのです。
出会い自体が利害から出発しているのです。
まあ、強いて言えば、無いよりはあった方がいいか……そんな程度ですがね。
そんな人々が、たまたまですが近所にかなりの人数住んでいるという、
これはある種の不幸かも知れません。