人生どう生きようが私の勝手

・あくまで経験上のことですが……

「あなたの趣味は?」って聞いたとき、一瞬表情が曇り不快な表情が見て取れる人がいます。

たとえば、現役時代であれば取引先の相手と初対面の場合探りの話から入り、

その人物を知ろうとするわけです。

そんなときに、「どんな趣味お持ちですか」って聞いた場合、一瞬表情が曇る人です。

まず趣味というものをお持ちではなく、それを負い目に感じている人ですね。

だからその話はそこまでで終わり。

以後決して趣味の話はしない。

・なぜか分らないけれど、自分に趣味と呼べるものが無いことを負い目に感じている人が案外多いのです。

そこがよく分りません。

別に趣味なんてなくてもどうってことないのにねえ。

自分は趣味の一つも持てないほどちっぽけな人間だと思っているのでしょうかねえ。

そういう私も趣味は無いですし、実際ちっぽけな人間ではあります。

でもそんなことどうでもいいじゃないですか、と一応開き直るのです。

なぜこんなことを書くのかというと……

先日カフェに来た老人が初対面だったものだから、少し話をしましてね。

他に客もいなかったので、マスターとしてその人物を少し知りたいと思いました。

その老人はスポーツ新聞のサッカーの記事を読んでいたので、サッカーにまつわる何かが趣味なのかなと思いまして、

少しその手前から、「ご趣味は?」と聞いたのですがね。

そんなものありませんよと強く否定されてしまいました。

少々面食らったのですがね。

人生どう生きようが私の勝手” に対して2件のコメントがあります。

  1. マイク より:

    むしろ釣り、山登り、旅行といった趣味らしい趣味を持っている人の方が珍しいのではないでしょうか?読書という人もいますが、レベルによります。私も一時期読書と言っていた時期がありましたが、亡くなった児島清さんの読書の凄さを知ってから読書が趣味というのを止めました。

    1. yoreyore より:

      コメントありがとうございました。
      人間ほじくり出せば何かあると思いますが、それを趣味と呼ぶかどうかその人次第かもしれません。
      あまりマニアックになるのも少し不安な部分もありますし、ちょっとした興味のある部分という程度でも良いのではないかと思ったりします。
      もちろん他人には講釈たれる程のものは持ち合わせていませんがね。

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