妻の話から浮かび上がる現実

・戸建住人シニアLさんの状況を、帰ってから妻に話したのです。

つまり、一人暮らしのLさんが近所からある種の阻害状態に置かれているという内容です。

すると、妻はさもありなんとうなずくのです。

どうしてかと聞いてみると、女から見ると男は所詮異質なもので、

思考的にも行動的にも自分たちとは異なり理解できないもの。

しかし、夫婦がいれば奥さんとの付き合いでその家庭の状況がわかるため、

それはそれで一応安心できる。

でもLさんのように奥さんに先立たれ一人暮らしの長い家に対しては、

理解不能なおじさん一人のみ。

なので、どう対応していいのやらわからず、どうしても避けて通るようになる。

というふうになるんだとか

・なので、表でいきなり挨拶されてもどう反応していいか分らず、スルー

しかし、挨拶した側は気分悪いし疎外感の塊になってしまうのです。

つらい……

ここに深い溝ができてしまうわけなのです。

と、妻との話から浮かび上がってきた現実

そうか……、そもそも男と女は違う生き物だということを、理解しておかなければいけないのだ!

ということは、今目の前で座って私と話をしている妻は、

妻なんだけど人ではなくて牛だと考えてもいいんだ!

幾分飛躍はしているけど、これはちょっと面白い。

でも、なんで牛?

なんとなく生態が似ているようで……

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