耐える貧乏シニア
・こう暑いとやってられません。
年寄りには耐えがたい高温多湿、どこかに逃げてしまいたい!
テレビでは連日熱中症を報じ、特にお年寄りなど外出は控えるようにというのです。
しかし、私のようにバイトしなきゃ食っていけない大衆シニアの存在も多いはずです。
この先更に温暖化が進めば、一体どうなってしまうのか不安しかありません。
そういった年寄り、熱中症というワードを聞くにつれ、
・そうだ! A婆さんはどうしているのだろう?
今週も昼飯を一緒に食べようと約束していたことを思い出しました。
一人暮らしですから、下手すると干からびてしまっている恐れあり。
少し心配ではあったのです。
ところが、行ってみると大衆食堂の前で屈伸運動をしておる。
私を見つけると、「遅い! 腹が減って死にそうだ」
私、思うのですが、人間食欲のあるうちは大丈夫じゃなかろうか。
子供のころは夏が来るのが楽しみで仕方なかったのですがね。
最近は避けて通りたいくらいです。
たぶん自分が死ぬのは夏に違いないと思うくらいです。
まだ梅雨も明けてないのに、A婆がうらやましい!