シニアという人生終盤近くの生きざま

・年を取ると頑固になるのは間違いなさそうです。

その典型例を映画「九十歳 何がめでたい」に見ることができました。

もうずいぶん映画なんて観たこともなかったのですが、

チケットを2枚いただきまして、夫婦で観てきました。

ネタバレになるため内容には触れませんが、

ただ……主人公の作家と編集者の担当はいずれもけっこうな歳のためか、

頑固で意地っ張りで変なプライドがあって……

まるで自分でした。

でもねえ、だからなんなんだということですよ。

・別にそれでいいじゃないか、今さら直せないんだし

ずっと基本これで生きてきて歳取ってその偏屈の完成度が高まっただけなんですよね。

ただ、それで家族や周囲の皆さんに迷惑かけていれば、

その点は反省材料だけど、あくまで程度の問題でお互い様のところもある。

シニアというのはしんどい年頃だよ!

本当に何のために生きているのか分らなくなることがあります。

やはり、弊害になるのは変なプライドでしょうね。

しかし、それが無くなってしまえば自分というものもなくなってしまうと勘違いしている。

ちょっとだけ考え方を変えればいいだけかもしれないんだけど、

たとえばわざと負けてやっているんだとか、譲ってやったんだとか、

心の中で思えればずいぶん人間関係がうまくいくはずなんだけど、

それができません!

それが、つまり変なプライドなんです!

それが無くなれば自分もなくなってしまうと、たぶん錯覚です。

知らんけど

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