人生について思う

・先日鹿児島に元部下だったT君を見舞いました。

彼が元上司Wジジイの遠縁に当るとは知りませんでしたが、

とにかく彼の容態は芳しくないようです。

そう奥さんから聞きました。

それをWジジイにはそのまま報告しておいたのですが、

昨日急変したようだからそう認識しておいてくれとWジジイには言われました。

人の命のはかなさを思うところです。

ほんの少し前までは私より若くはるかに強健に見えていたT君でしたが、

体の中でなにかが進行していたとは、全く気付きませんでした。

・あるいは、それは一例であって人それぞれ例外はないのです。

私の体の中でもなにかが進行しているやもしれません。

病魔が巣くい、勢力を拡大していないとは誰にも分りません。

しかし……すでに70年近い歳月を生きてきました。

この先、いくら幸運に恵まれたとしても何百年と生きられるわけもありません。

人それぞれ等しく終わりはやって来るのです。

それが他人よりほんの少し早いか遅いかだけの問題でしょう。

要はその中身、自分自身がどう考えるか!

死ぬ間際にああいい人生だったと少しでも思える部分があれば、

それはそれで幸せなんでしょうね。

決して他人との比較ではありません。

なぜなら他人の日常生活なんて誰も把握し理解できないから、

そんなことどうでもいいのです。

それより、今のうちにやり残したことはないかもう少し考えてみたいと思っています。

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