一般大衆の悲喜こもごも

年金生活に身を委ね、老境へと向かいつつある私です。

毎日を単調に思いながらも、案外周囲ではいろんな事件が起きているようです。

そして、それは少なからず自身にも影響を及ぼしうるものですね。

と言いますか……、大衆は平凡なる日々に物足りなさを覚え、何かを求めているのでしょう。

特に、自分に害を及ぼさない限り、他人の不幸は心地良い明日への活力となり得ることも知っています。

たとえば、先日の同じマンションのおばさん万引き事件!

これが、当マンション住人の間に予想外の広がりを見せているのです。

つまり、おばさん家族のその後は如何に?

なんてまだ序の口で、夫婦仲やローン返済の現状に夫の出世状況など……

まことしやかに流れてきましてね 🙄

それらの真偽は全く不明なのですが、

万引きという行為のみならず家庭全般にまで尾ひれが付きながら、まことしやかに語り継がれていく現実の恐ろしさよ!

そして、逐一妻が情報をキャッチし、さらに味付けしながら私に聞かせてくれるのです。

その時は、すでにプロの弁士顔負けの雄弁さで持って私に迫ってくる……

今となっては、私が現場近くに居たなんてとても言い出せず、

まして妻の話している内容に誤りがあったとしても(実際半分以上は違うのですがね)、指摘することも出来ません。

ただじっとそうかそうかと相づちの連続なのです。

あーあ、いつまで続くんだ!

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