日ごろは空気のような妻の存在も、他人が首突っ込んでくると気にはなる
・妻の体調不良に端を発した元カルチャー講師A氏からの叱責です。
夫婦の問題に首を突っ込んできて、お前が悪いと責め立てる電話にぶち切れまして、
一方的に切ってしまいました。 👿
その後何度も着信がありましたが、当然無視です!
すると、そのうちに長文のメールが届きまして……
基本的に電話で喋っていたのとさほど変わらない内容に、ちょっとご苦労様でしたってな感じなんだけど、
さて、これをどうするか?
一応、ジャブとして……メールは妻に転送しておきますって返信してみました。
すると、またジャンジャン電話かかってきましてね 🙄
これも放置です!
・ところで、この正気とは思えないA氏の反応に、
おそらくは私の知らないところで、二人が絡む何かがあったんだろうなあと推測するのです。
そこまで、他人の奥さんのちょっとした体調不良に介入してくるなんて、私には到底理解不能です!
しかし、過去に二人にどのようなことがあったとしても、私にはどうすることもできません。
無理矢理妻を問い詰めるべきか……最善の策は何か?
私には頭が回りません。
A氏のメールを妻に転送することも、しばらくやめておくことにしました。
・妻とは長年同じ屋根の下で暮らしてきました。
もはや、今となっては空気のような存在です。
空気のようにあって当たり前で、すでに男女関係も終わっています。
日ごろはなんとも思っていないのに、そこに他人が首突っ込んでくると、
いろいろ状況が変わってくるものです。
つまり、妻の存在が空気ではなくなり、取られてはいけない具体的な物に変化しました。
すると、女としての妻がそこにいるのです。
それは、A氏が妻を女として見ている気配を敏感に察知しているからなのかもしれません。
すると、全力でこれを排除しようとする意志が芽生えてしまいました。
それは、つまり……愛情のようなものかもしれません。
長い間表面には出ていなかった感情なのです。
容体も体型もすでに昔のそれではありませんが、内部にある心を再認識してしまいました。