年金生活で身にしみる若さの大切さ
・元同僚のH田さんは上機嫌で酒場を後にしました。
これから、彼女と会うのだそうです。
S山さんはぶっきらぼうにまたな!とひと言発し、ゴーホーム
しかしねえ、若い頃はこんな自慢話聞いても今に見てろと思ったものですがね。
今は落ち込み、自身の不幸を感じるわけ!
何が違うのだろう?
年金生活者はみんな、もう若くないということが身にしみてるわけですよ。
今から働いて、稼いで、大金持ちになってやるって事が、体力的に不可能だって事が分かってるのです。
そこが自分の限界で……、出来ないことが分かってるから諦めるしかない。
しかも、年々出来ないことが増えてきて、出来ることが少なくなってくるものだから……
・今さら若者のようには頑張れないんだ!
すると、守りに入るしかないのです。 😳
多少なりとも若者より人生経験があってもそれは昔の経験で、今の社会環境では役に立たない!
いや、役に立つ部分があるのかもしれないけど、それが何かよくわからないし、
自分にプライオリティのある部分を探すだけの根気と体力が無いんだ!
つまり、年金生活を続けるしかない……死ぬまでね!
そんなに時間も残ってないだろうし、と思うとその辺りで諦めムードが漂ってくるのです。
まあ、今の私に出来ることはバイト先探すことぐらいか?
つくづく親の遺産受け継いだH田さんが羨ましいが……、
自分にも誇れるものってあったっけなあ。