元バイト先店主とその息子
・バイト先店主の婆さんが骨折で入院、店は閉じバイトはクビになりました。
数日後病院に見舞い、帰りがけに頼みを受けることに
それは、折りが悪く出ていった息子が近くに住んでいる。
手紙を渡し近況を話して貰えないかと……
入院していることをまだ話していなかったことに驚き、事の深刻さを感じたのです。
他人のドロドロした部分に踏み込みたくはないのですが、息子さん以外に身寄りもなさそうなので事務的に引き受けることにしました。 😆
・その息子に電話すると、すぐ行くから薬局の前で待っていて欲しいとのことで……
程なくやって来ましたが、確かにマスク越しですが私に似ているようです。 🙄
すべてにおいて……です。
つまり、年齢、背丈や小太り感のある外見、薄くなりつつある髪の毛の状態、さらには如何にもうだつの上がらなさそうな大衆的雰囲気など
書くこと自体自分を語っているようで嫌だけど、そういうことです。
手短に婆さんとこでバイトしていたことや、骨折のいきさつや入院中の状態など話し、手紙を頼まれたのでと渡して帰ろうとすると……
ずいぶん丁寧にお礼を言われ、真摯で礼儀正しい一面が垣間見えましてね。
それに、凄く婆さんの事心配しているようで……、
やはり一方の話だけ聞いていると極悪人のような印象受けたのですが、
実際会ってみるとまるっきり印象が変わってしまうので……、戸惑いました。 🙄
彼が言うには、婆さんが嫁を攻撃するのに耐えかねて家を出たのだとか、
良くある話ではあるけどね。
これも実際はどれほど深刻だったのか分からないしねえ。
それに、婆さんからそんな話聞いた記憶も無いので……
私には所詮他人の家の話です。
まあそれはそれとして、私の役目はこれで終わりましたので、帰ることに!