高齢者となった妻との接し方
・妻とはいろんな事がありましたが、数十年にわたり苦楽を共にしてきました?
若い頃はそれなりに可愛いと思った瞬間もあったのですが……
やはり同じ屋根の下で半世紀近く暮らしておりますと、
お互い性的に男女としての輝きは失っております。
といいますか、そのような目で見るという意欲もすでに消失しているのです。
ということは……、妻は異性ではなく、人間という生き物に他なりません。
明らかに生きて活動していますから生物です、しかし人以外の生き物ではありませんから、消去法で……人です。
妻も私のことはすでに男とは認めてないのかもしれません。
もうずいぶん長い間お互いの体に触れたことはありませんし……、 😉
性欲がたまってきたからといって、妻を思い浮かべながら何かを放出するということもありませんしねえ。 😀
ということは、性欲が消し去られた素の人間がそこにいるのです。
・つまり、煩悩やもやが消え、くっきり相手の考え方や思考が見えます。
すでに思考パターンを熟知していますから、言いたいことや意図が分かるわけで……
日本語を最後まで聞く必要もない!
そうなってくると、男と女の関係からもはや逸脱して、人対人の関係になってしまっている。
妻の裸を見ても、ときめくものはすでにありません…… 🙄
単にもう一人家の中にいて、共同生活しているという状態なのですがね。
なんか不思議な気がします。