バイト先店主の人脈のすごさ

薬局のバイトは細々と続けてはいますが、何しろ大した仕事もなく時給が安いので生活はさほど好転していません。

ただ、何もすることなく自宅でボーッとしているよりは遙かにましです。 🙄

それに、梅雨が明けこの暑さですから、家に居ると一人でも冷房を入れなければなりません。

妻は母親の様子を見るために実家に帰っていますからねえ。

わたしは、昼間は薬局で冷房の効いた部屋で過ごすのがこのうえなく幸せな状態となっているわけです。

婆さん店主のもとには、日々いろんな人がやって来ます。

薬を買う人は当然いますが、世間話をする人も多くてねえ。 😕

聞き耳立てていますと、いろんな情報が舞い込んできます。

私にとってはほぼ役に立たない内容なのですが、この商店街や近辺に居住している人々の情報がいろいろ舞い込んでくるわけです。

すると、かなりの広範囲の人々と婆さん店主が付き合いがあり、なにがしかの貸し借りのある人の多さに驚嘆するわけです。

それは、婆さんが若い頃から築いてきた付き合いはもちろん、最近の町内での人脈形成も含め広範囲に及びます。

横で聞いている私にとっては、驚くべき交際範囲の広さなのですがね。

なのでその人脈がひとたび機能すると、欲している情報がどこからともなく得られるわけです。

やはり、欲した情報さえ手に入れば、居ながらにして圧倒的に有利になれるということを実感しましたね。 😉

ただ、婆さんが一番苦労しているのが、どうやら自身の息子のことのようなんですがね。

やはり、この近くには住んでいるようなのですが……疎遠になってしまっていて、

でもそこは親ですから気にはなっているようです。

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