親の財産争奪戦で妻が欲望の塊に
・妻の母親が高齢のため骨折を機にシルバー施設に入所しています。
父親はすでに他界しており、妹は実家の近くに嫁いでいますが糖尿病が進行し足が不自由なのです。
実家は電車で数時間の場所ですが、
妻は不定期に実家のマンションに帰り、必要なものを母に届けたり家の維持に努めておりました。
ところが、母親に若干の痴呆が出てきまして、この先のことも考えておかなければなりません。
必然的に、親の財産で妹と駆け引きがはじまりました。
この件に関して、義母は以前からお前たちで適当に分けて欲しいと……特に考えはないのです。
・以前少しお話ししましたが、義母は金融財産少々、マンション、山を持っているようです。
これをどう分配するかですね。
痴呆が進む前に妹との間にきちっとした取り決めが必要です。
母親の施設生活は年金でまかなえておりますから、財産の目減りすることはなさそうです。
まあ、この流れは当然の流れなんでしょうねえ、後でもめないようにしておくのは、私も理解できます。
残った子供同士で財産分与の泥仕合はよく耳にします。 😳
・そこで、まず財産を把握することから始まりました。
それとなく義母に聞き取りをしたところ、まだ他にいろいろ出てきましてね。
秘密の通帳があったり、不動産が山だけではなく平地も少し……、それに家ですね。
家は、マンションに引っ越す前に住んでいた家、つまり妻たちが生まれ育った家ですが、手放したと思っていたのがまだ残っていました。
時々母親がメンテナンスに出かけていたようです。
それと、以前耕作していて今は荒れ地の土地が少々!
さて……、これらをどう分配するかで妹と駆け引きがはじまっています。
妻から相談に乗ってくれと言われましてね。
(続きは明日)