義母の痴呆で垣間見える妻の思惑
・義母とはコロナ禍でもあり、4年以上は会ってないことに気付きました。
その間、骨折などもあり、痴呆症状も徐々に表面に出てきたようです。 🙁
妻は見舞い兼ね定期的に帰っていますので、その症状は見慣れているのですが、
私は、4年前の義母の姿しか知りませんしねえ。
いきなり妻から、私の存在を忘れてしまったようだと言われてしまうと……、
もうそれはショックでしてね。
ただ、妻に義母の状態はどうだったのかと聞くこともしなかったわけですから、私にも非はあるのかもしれません。
・ところで、義母の病状の悪化で妻が明らかに動揺しているのです。
いろいろ話を聞いてみると、どうやら病状自体の進行に不安を持っているというよりは、
毎回貰っている小遣いの存在も忘れてしまうのではないかということに心配している。
なんてことだ!
最初はそう思いましたがね、
冷静に考えてみると、それは極めて重要なことです。
月々の家計に幾ばくかの潤いをもたらしてきた収入源が、減ってしまうということなのですから……。
今のうちに財産の一部を貰うようにと提案はしてみましたが……
まあ実際には私に小遣いの分け前が入ってくるわけでもないのでねえ。
ケチなんだ、妻は……
貰えてもおこぼれちょうだいレベルなので、俺はバイトに精出すしかない!