ワクチン接種会場で感じた寂しさ
一回目のワクチン接種に行ってきました
大規模会場で65才以上の高齢者対象です
- ですので、年配の人ばかり‥‥若者に比べ慣れていない人が多いようです。
そりゃあ大ホールでイベント参加みたいな機会も少ないでしょうからね
なんとなく皆さんキョロキョロ、「ここどこ?」
周囲を見渡してらっしゃる
ご多分に漏れず私もこんな大会場久しぶりです。
来るには来たんですがね
- この後どうすれば接種できるのか多少不安‥‥
ところが受付に行くと懇切丁寧に手順を説明していただき、廊下の角やエスカレーター脇には若いスタッフがいて声をかけてくださる。
そして、予診や問診は1つ1つ丁寧な応対で‥‥
「今どんなお薬飲んでいますか?」
えーっと、当たり前のように毎日飲んでいるから出てすぐには来ず、一瞬沈黙
すかさず「わからなくて良いんですよ」と優しく
ちょっとつまずきかけると、さっとやって来て横に付き「一緒に行きましょうね」と‥‥
そのあたりからちょっと悲しくなってきました 🙁
65年以上生きてきて、ここまで親切にしてもらったことがあったっけ?
その違和感とともに、たしか幼い頃「僕ちゃん、危ないから気をつけてね、お姉さんが一緒に行ってあげる」なんて、そんな口調で優しく言われた記憶が‥‥
はっとなる!
これは大人が子供に諭しているような話し方だ!
これは‥‥いずれ去って行く高齢者への哀れみが少し入っていることに気付き、ずしりと心の中にもの悲しさが沸いてきたのです。