ルーテイーンのまん延する日々

人それぞれ何かをやろうとするとき、決まった動作をするものです。

たとえば、家を出るときは左足を踏み出して外に出るとか、靴下は右足からはき始めるとか‥‥

野球選手ならボックスに立ちバットを構えるときのいろんな手順、ラグビーなら蹴るまでの一連の動作などで忍術のような仕草をする場合とか、誰でしたっけ最近物忘れがひどくて‥‥

  • その日結果が良ければ、そのような動作は次にも採用してしまい、ルーテイーン化してしまうのです。

つまり、縁起を担ぐわけですね

ところが、何かの拍子にルーテイーンを行ったにもかかわらずうまくいかなかった場合、ルーテイーンのどこかおかしかったのではないかとか、本質とは到底思えないところで気になってしまう。

実に馬鹿げたことですわ

  • ただ、もっと問題なのは、人間長くやっておりますとルーテイーンの数が知らず知らずのうちに増えてしまっていることです。

数が増えますと、結局それだけ行動に縛りを受けるわけで窮屈な生活になってしまうのですが、なかなかその事に気づけません。

なので、気付いているうちにしがらみを取り去り自由な身になろうと思ったわけです。

  • ではどうすればいいのか?

多分、ルーテイーンの逆をやって特に問題なければ少なくともその呪縛からは解放されます。

で、手始めに家を出るときにいつも左足から踏み出していたのですが、右足から踏み出してみました。

その後、いつも通りに表通りに出て数メートル歩いたところで、頭に冷たいものがぽちゃっと落ちたのです。

触ってみると鳥の糞じゃねえか! 😈

頭上を鳩と覚しき数羽が旋回していますが‥‥

さて、これ結果を持ってルーテイーンの判断材料となるのかどうか、ますます混迷が深まったわけですね トホホ

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