お墓をどうするかという重大問題

父親は8年前に亡くなりまして、現在91才の母親が存命です。

私は長男なので、いずれお墓をどうするかという問題に直面するのです。

父親は次男であったため、先祖の墓には入らず生前から自分で用意していました。

  • 母親もこの墓に入ることを希望しております。

それは特に本人の望みですから、誰も異論はありません。

母親も近頃は体の衰えと痴呆が進行していまして、いつお迎えが来るのやらと心配しているところです。 😳

ところで、母は妹家族と同居しており、隣県に住んでいますが、お墓もこの近くにあります。

ただ‥‥、ものすごくへんぴな山中にあり、こじんまりした霊園に作られているのですが、どのようにして行くのか私はまだ道順すら理解していません。

それと、本人にはここ一年会ってはいないのです。

つまり‥‥新型コロナのまん延以来、私の住む町が感染者数の多いことを理由に挙げ、妹が来るのを敬遠するのです。

冷静に考えれば、いくらでもやりようがあるのですが、それはもう理屈抜きで恐怖心からくる精神的な拒否状態でして、悲しいのですが、しばらくは状況を見守るしかないのでしょうね。

  • で、問題は母が亡くなった後お墓をどうするかという問題です。

しばらくはその状態にしておくとして、私もいずれ年老いて体が不自由になるでしょう。

さほど先の話ではありません。 🙁

なので、それまでにどうするか、私の責任で決断しなければなりません。

そのためには、周辺事情を考慮した冷静な判断が求められます。

端的に言いますと、妻は親の墓には入りません。すでに拒否しています。もともと余りうまくいってなかったものですしねえ。なぜ死んだ後も近くにいなければならないんだと、そういう理屈もわかります。

子供は遠く離れて暮らしています。この後どこでどう暮らすかは本人の問題ですし、子供まで煩わしたくはない。

ということで、膠着状態で時間が過ぎていっております。

現役時代はお墓の問題なんてまだ先のことだと考えていましたが、リタイヤした途端に表面に噴出してきまして‥‥いかにも人生の終盤に近づきつつあるんだとうろたえるわけですね。

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